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休みの日課

大変ご無沙汰しております。
valore スタッフの小林です。

長らく更新せず、申し訳ありませんでした。
あっという間に2016年が終わり、
新しい年が明けてもうすぐ2か月が経とうとしております。

この前、年が明けたような気がするのですが時間が経過するのは早く、
またすぐに1年が終わりそうで怖いです。

私ごとですが、気づけば美瑛に来て今年で3年が経ちます。
少し振り返ってみると、本当に沢山の出来事がありました。

バローレで働き始めて、今まで見たことのなかった食材に触れることができたり、
ここでしか経験することのできないことを経験することができたり、
素敵な方、お客様との出会いがあったりと、数えたらきりがないほど濃厚な時間を過ごすことができました。

それも、シェフをはじめ周りの支えがあったからだと感じております。
知っている人や友達が一切いないこの環境での生活に、
戸惑いや苦労したことも今では懐かしい思い出になっております。

北海道に来て5年、聞き取ることも言葉の意味も全然わからなかった方言やなまりも、
今では自然に使ったりと少し道民に染まっている自分をふと面白く思ったりもしています。
地元の友達に会うと、よく「なまってる!」「イントネーションがおかしい!」など言われてしまいます。笑 

余談はさておき、最近の出来事。
今、私はお店で使わせてもらっている牛乳やヨーグルト・チーズなどの乳製品を
作っている酪農家さんのところにお店が定休日の度に研修に行かせていただいています。

今回は、そこの酪農家さんのお話をさせていただきたいと思います。
ご夫婦で酪農を営み、牛乳・乳製品の加工もすべてお二人で手がけています。
6頭の乳牛を飼い、その牛たちの牛乳を使い乳製品を加工・製造しています。

牛たちに名前をつけ、家族の一員のように可愛がって接しておりました。

実際、牛たちは自分の名前を覚えていて、呼ぶと反応して近寄ってくるのです。
牛は、人間に心を開いてくれるまで毎日接しても3か月はかかるそうです。

実際、数回しか接していない自分はブラッシングかけるのもあまり上手にかけることができません。

人間と同じように性格があり、人見知りする牛や人懐っこい牛、臆病な牛などなどそれぞれ違います。
また、牛たちにも相性があるそうで苦手な牛が近づいてくると、その場所から逃げていきます。
人間と本当に一緒で見ていて面白いです。

こちらでは、牛がストレスのない快適な環境で過ごせることを第一に考え、
一年中牛を放牧していつでも牛舎との出入りを自由にしているそうです。

冬の時期でも除雪をして少しでも牛が外との出入りができるようにしているとおっしゃっていました。

北海道では酪農が盛んですが、その中でも放牧をしているのは全体の5%だと聞きました。

5%以外は、牛舎に繋がれたままで自由に動くこともできず毎日を過ごし、
年に一回のお産を強制されています。

また、乳量を増やすために高蛋白質の飼料を与えられて、もって生まれた
寿命を全うできない牛たちが沢山いるそうです。

私たち人間が品種改良をしてしまい、大量生産するために機械と同じように
扱っているという現状があるということを知りました。

毎日の生活で、乳製品を使っている家庭は沢山あると思います。
お店でも毎日のように乳製品を使います。その乳製品を作るためには、
牛たちが毎日頑張って乳を出してくれているおかげで作ることができている
ということをぜひ知っていただければと思います。


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この時期の美瑛の道路は、大変ざくざく道になっており滑りやすく危険なため、
お越しの際はくれぐれもお気をつけていらしてください。お待ちしております。
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by valore-saida | 2017-02-19 16:49
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