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牛への愛情

スタッフ小林です!

ここ最近美瑛は氷点下の毎日で、とうとう本格的な冬になりました。
多い日には1日20㎝ほど雪が降る日もあり、そろそろ根雪になりつつあります。

お店の前の景色も雪が降り積もり、一面が真っ白の世界になっています。

そしてこの間、少し不思議な光景を写真に収めることが出来ました!
雲と雪景色に挟まれる十勝岳(^o^)

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十勝岳の所だけが晴れており神秘的な風景でした。

さて話は変わりますが、
先日のお休の際にまた研修先に伺わさせていただきました。
今回は牛の乳房・乳頭周りの毛刈りの見学をさせていただきました。

乳房・乳頭の周りの毛が伸びすぎていると、泥や糞などが付着しやすく落ちづらくなるそうです。
また、搾乳の際に毛やそこに付着した菌が入ってしまうため、衛生のためにも大事な作業だとおっしゃっていました。
年に1回または2年に1回行う作業なのだそうですが、ほとんどの牧場が行っていないそうです。
その背景には、大規模の酪農家ではそのようなところまですることは難しく、
牛の入れ換えが早いのも理由のひとつだそうです。
そのため毛刈りをする機会自体が無いのだそうです。

以前も書かせていただきましたが、大量生産されるために機械のように扱われもって生まれた
寿命を全うできない牛がこの世の中に沢山いるというこの現状にとても悲しくなります。

そして、少しでも多くの牛たちがのびのびと過ごせる環境が様々な場所で作られることを願うばかりです。

こちらの牧場に研修させていただいてもう少しで1年になろうとしております。
週に一度の休みのタイミングが合えば、伺える日だけ行かせていただいているので少しではありますが、
こちらの牧場での春夏秋冬を体験させていただきました。

それぞれの季節によって違う箇所に気配りをし、牛が気持ちよく過ごすための工夫をされていました。

例えば夏は気温が暑いので牛舎の窓を全て開けて風が通りやすくし扇風機をつけて少しでも暑さを和らげたり、
虫に刺されて痒い体に薬を塗ったり、牛舎に戻らなくても水を飲めるように放牧地に水飲み場を作ったりなど、
数え上げればきりがありません。

逆に冬の牛舎は氷点下になる日が多いので、窓は閉めきっています。
そして夏のように放牧がなかなか難しいので牧草を多めに用意したりするそうです。

こうした様々なことに注意を払い、一頭一頭に沢山の愛情を注ぎ、
なによりも牛たちの事を一番に考え感謝をしながらお仕事されていました。
毎日接して人間に心を開いてくれるようになるまで3か月かかると伺いました。
こうして初めて信用している人が搾乳をするので心を許し、乳を出してくれるのです。

以前酪農家さんがおっしゃっていた言葉、『酪農は人と牛との共同作業』
という意味をこの研修を通じ、身をもって少しは感じることができたように思います。
現場に入らなければ分からなかった事も沢山学ぶことができました。

そして、こういった生産者さんの想いを反映できるような料理を作れるように
なりたいと思いました。


12月に入り、ついに一大イベントのX'masが近づいてきましたね!
バローレでも3日限定でX'masの特別メニューを提供致します。

まだお席に空きのある日もございますので、是非ご予約をお待ちしております。

道路が大変滑りやすくなっております、ご来店の際には
くれぐれも安全運転でお越しください。
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by valore-saida | 2017-12-01 17:42
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