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Field (畑) ~NO YA KI~

VALORE staff 荒木です。

ゴールデンウィークも終わり、やっと春の暖かさが戻って来ましたね。
今年は随分と遅れていた農家さんのお仕事も、ようやく動き出したようです。

畑の土が乾かないと苗の移植もできず、また雪が降るのでは・・・
と、気が気ではなかったのではないでしょうか。

先日は気温も10度を超え、あちらこちらで野焼きをやっていました。

この時期にはよく見られる光景なのですが、まずは美瑛の初夏の目玉野菜、アスパラの畑の野焼きです。

アスパラは根を育てるために、収穫が終わると茎を伸ばし、枯らしておくそうです。
(大体1か月ぐらいは収穫をするところもあれば、まだ若い株の畑は来年の為にと、早めに収穫を
切り上げていたりと様々です)

その茎は雪を被り、雪が解けるとそれを刈り取りして、最後に枯れ茎を燃やしているそうです。
これで今年もまた美味しいアスパラが私たちのもとに届くのですね・・・。

美瑛の露地アスパラもあと数週間でお目見えするかと思いますが、この天候ではもしかしたら例年より、
数日遅れてしまうかもしれません。

時々、おうちの庭や公園の端っこに、ひょろひょろとしたアスパラが勝手に生えていることがあり、簡単そう?
なんて思えてしまうかもしれませんが、
私たちの大好きなアスパラは、種植えをしてから市場に出せるまでは、2~3年かかるそうです。

種を植えた年にすぐ食べれるわけではないのですね。
農家さんの沢山の愛情と苦悩が詰まったアスパラが、何年もかけて作られているのです。

今は市場に出回るものは、ほとんどがグリーンアスパラですが、数少ない生産者の方が作るホワイトアスパラも(今はパープルもありますね)
またさらに手をかけて作られています。

この美味しい美味しいアスパラの続きは、露地物の初収穫が始まったらまた、
アスパラの写真と共にお話をしたいと思います!お楽しみに!
明日も笑顔が見れますように!
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# by valore-saida | 2013-05-13 21:38

美味しいお水

VALORE staffの権守です。

慌ただしかったG.Wが過ぎ、ようやく暖かくなってきました。
美瑛の街では遅い春と共にチューリップやスイセンなどの蕾がようやく膨らみ始めてきました。

期間中にはまさかの雪に見舞われて、北海道の洗礼をまたも受けてしまいました。。。はい

それでも、晴れた日には気持ちがいい程の青空の下で、空気がとても美味しいんです。
美瑛に来てもっとも感動したのは、この美味しい空気とそして、今日ご紹介するお水です。

ここで働き始めて直ぐに気づいたことが、水道水とは別に大きなポリタンクに入った大量の水があったことです。

聞けばシェフが毎朝汲みに、山あいの場所まで行っているとのこと。
ここの水のまろやかな口当たりと味わい深い美味しさが気に入って、車を走らせるようになったとのことです。

感動でした!僕の地元、山梨県にも似た成分の水があり、ちょっと懐かしく思ってしまいました。

このお水はお客様にお出ししているのはもちろん、ダシを取る時や野菜を茹でたり、パンを練る時や
コーヒーを淹れるのに使ったりと用途は多様です。

と、いうよりも食器や野菜を水道水で洗う時に使う意外は、ほとんどこのお水を使っていますね。。。

今では僕も、シェフの代わりに水汲みに行かせてもらう機会が増えて、お客様に『お水美味しいね』と
言われるととても嬉しい気持ちになります。

こんなに美味しいお水がごく身近な場所にあるということが、すごくありがたいことだとつくづく思うのです。

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# by valore-saida | 2013-05-10 22:34

春、来る。。。?

VALORE staff 荒木です。

ゴールデンウィークもとうとう最終日になりましたが、お天気も回復せず、
雪と雨とで、とても寒い毎日ですね。
そんな中、皆様足を運んでくださり、ありがとうございます。

席数も少なく、連日ご予約のお客様で満席になる日がほとんどで、
わざわざ来ていただいたのに対応ができず、お帰りになった皆様、
申し訳ございませんでした。


5月に入り、北海道の桜は、もう少しおあずけになりそうですが、
気づけば庭には可愛らしいお花が、少しづつ咲き始めています。

そして、駐車場の横や裏手には、黄色のじゅうたん、福寿草が沢山咲いています。

先日も雪が降ったので、また春は遠のいたのか・・・と思いましたが、
そこはやはり花の生命力!
次の日には、しっかりとまた花が開いていました。

そして、周りをよーく見てみると・・・

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エゾエンゴサクの葉っぱも沢山出ていました。
次は青色のじゅうたんが見られそうです。

福寿草の花言葉は、
「幸福」「幸せを招く」「思い出」です。

ただ今店内にも福寿草を飾らせていただいているので、
花言葉のように、VALOREに来て、「幸せな思い出」を作っていただけたら嬉しいです!

これからどんどんお花が咲いてくるので、お客様のテーブルに飾るのがとーっても楽しみです。
(素人の生け方でお恥ずかしいですが・・・)

お料理はもちろんですが、テーブルのお花も楽しみにいらしてくださいね!

明日も沢山の笑顔に逢えますように!

# by valore-saida | 2013-05-06 10:30

癒される場所

VALORE staff 荒木です。

雪も少しづつ溶けてきた十勝岳連峰が見える今日この頃。

ご予約の際、景色の見れるところで、とご指定をしていただくことがありますが、
席に優劣がつかない様にと、シェフとマダムの想いで、席が窓側に面するように細長に設計されています。(一部厨房の壁側に面してしまう時もありますが・・・)

そして一番奥には、窓に向かって景色を見ながらお食事ができるカウンターがあります。

同じ空間ではあるものの、テーブル席とはまた違う雰囲気で、とても人気のある席です。

カウンターのお席をご希望でお一人で来てくださるお客様も少なくはありません。
皆様思い思いに、お一人の時間をゆっくり過ごしていたり、私たちスタッフとお話をしに来てくださったり・・・。

そんな中嬉しいことに、いつもお友達やパートナーと来てくださってる方が、ちょっと近くまで来たから・・・とお一人で時々来てくださる方も増えてきました。


私も休日には、一人で出かけることもありますが、食事だけはどうしても、一人で行くには少々勇気がいるものです。

そんな私でも、決まって一人で行く場所があります。

パンとカフェの小さなお店です。

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私にとって、ここのオーナーは、かつての仕事の仲間であり、人生の先輩でもあり、そして尊敬する友人でもあります。
だから一人でも行けるということもありますが、プライベートの話や、仕事の話から、他愛のない話まで聞いてくれる彼女。

扉を開けると、いつも明るい笑顔で迎えてくれます。
とても頑張り屋の彼女が作るものにも、ひとつひとつ気持ちが込められていて、私の癒される場所です。

人と人との「つながり」をとても大切にしているお店で、彼女の明るい性格とトークに、
私以外にも沢山の方が癒されに行っているかと思います。

レストランというと、気の知れた人がいないと、一人で入ることにちょっとドキドキしてしまうかと思いますが、
ここVALOREも、お一人でも気軽に来やすく、癒されに行きたいなぁと思っていただける、お店になれたらいいなと思います。

明日も沢山の笑顔に逢えますように!

# by valore-saida | 2013-05-02 22:21

inizio raccolta

ついにゴールデンウィークへ突入したというのにパッとしない空模様。
気温もグッと下がりとても春の陽気と言うには程遠い。

冬とも間違う程のこの肌寒さは、これから始まる畑の遅れを容易に想像させられる。

間もなく訪れるであろう路地のアスパラも、この調子だといつになることだろう。
6年という時間は、この地での畑のサイクルをすっかり体に沁みつかせてくれている。

今朝、赴いた先はお付き合いの深い農家さん宅。
早くから種を撒いていた生育の早いラディッシュなどの小物野菜がハウスで順調に仕上がってるとのこと。

外気温は一向に上がらないが、そこはハウスのチカラ。
日中の間、日が差すとそれなりにでも地温が高まるようだ。

今年もまたついにお世話になる時が来た。期待に胸が膨らみ、にわかに足取りも軽い。

ハウスに入り早速収穫をさせていただく。

管理し作る手間は並大抵ではないとよく理解しているが、身勝手にも自らの手で採ってるということだけで
あたかも農業に参加してるという錯覚にさえなってしまう。

生産者の方の苦労を知れば、なんてオイシイところだけ取っているのかと自覚こそするが、目の前の整然と
並んだ素晴らしい作物を前に、ただただありがたく頂戴させていただく。

青々とした十分に育った葉を土から引き抜くその感触はなんとも言えない感動で、生命の息吹がひしひしと
指先に伝わってくる。
そして、土をまとったラディッシュがその紅い顔をだせば興奮は一気に最高潮となる。

こんなにも寒空だったはずなのに、いつの間にかたくましく成長を遂げてお皿映えするサイズに。

ここに至るまでには健康な土を作り、肥やし、種を撒き、発芽させてもなおハウス内の温度を気にしながら
ビニールを何度も開け閉めして管理してくれている、生産者の方の苦労が在るのだといつも肝に銘じている。

そして、その感動を余すところなくお客様に繋ぐのが今の私の仕事なのだと。


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# by valore-saida | 2013-04-30 07:53